July 05, 2008

「White Woman」

最近よく古い写真集を引っ張り出して見直したりしています。
時間が経ってからもう一度見てみると、自分の成長ぶり?がわかるというか、昔では気付かなかった発見があってとても楽しいんです。

中でもとりわけ、ヘルムート・ニュートンの「White Woman」(講談社)は感動的でした。

写真の美しさもさることながら、ニュートン本人のコメントとして
「私は撮影のためにセッティングをでっちあげたりしない。既存のロケ地を見つけるほうが好きだ。」
「私は身近なものを撮るのが好きだ。場所でも物でも毎日見ているものがいい。”自分は以前そこにいたことがある”と強く実感させてくれる写真が気に入っている」
とあり、何故私がニュートンの写真に惹かれるのかが改めてわかりました(昔は全然気付かなかったけど)
まさにその時にしかない決定的瞬間を切り取っている、彼の写真の「ライブ感」が私はとても好きです。

私もまた、プレイをする時はあまり作りこんだりせず、自分と相手の中にある感覚の赴くままに行うのが好き。
それだけに私だけ暴走したり、逆にM男が突っ走ったりする時もありますが、それはそれで相手に追い付け追い越せ?で、びっくりするほど高次元(笑)な印象に残るプレイが出来たりするからいいんです。
もしくは、超まったりしてしまったのがすっごく良かったり。
時間が流れている以上は全く同じ条件でのプレイは絶対に二度とありえないし、何が幸いするかわからないので、良くも悪くもいろんなハプニングがあるのは面白いんじゃないかなーと思います。
その時にしかありえない条件でプレイするなんて最高に刺激的ではありませんか。

…というのが、ものすごく恐れ多いですが、巨匠ニュートンと私の共通点かな?(笑)
私もプレイだけに限らず何事も私にしか出来ないようなことがしたいと思っています。
改めてジ〜ンときた写真集でした。


oni_kr at 23:28コメント(0) 

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