December 16, 2008
レオナール・フジタ展に行きました。
東京上野の森美術館で開催されている「レオナール・フジタ展」に行ってまいりました。
すっっっっ…ごくステキでした…。
藤田嗣治氏と言えば、やっぱり私は「素晴らしき乳白色の地」と讃えられた時代の作品に一番心惹かれます。
まるで象牙みたいな美しい肌の裸婦や、淡い色彩のグラデーションと繊細で細〜い線が本当にキレイで、絵の前に立ち止まってジッと動けなくなることもしばしば。
数年前に発見され、六年もかけて修復されたという幻の連作は絵の大きさも相成って大迫力でした。
あと、猫への愛がスゴイんです。
毛のふわふわ感とか体温とか表情なんかが見事なまでに描写されていて、その細やかさはまるで本物の猫の毛皮を貼りつけたのではないかと思うくらい。
思わず目を凝らしてじ〜っと見ちゃった(笑)
今でこそそんなに珍しいことではないかもしれませんが、やはりあの時代に日本からフランスへ渡り最終的に帰化までされるのは当時はとても大変だったと思います。
それを堂々と、時代に先駆けてやってのけるなんて…すごいことですよね。
でも、だからこそあんなにグッとくる絵を描かれたのだと思うと、またさらに感動してしまいます。
そういった画家の背景をいろいろ想像するのも楽しいものです。
フランスの、藤田氏が手掛けた家のアトリエを再現してたのにもジンと来たなぁ〜…。
余談ですが藤田氏の絵を観る時、どうも私はいつも萩尾望都先生を想ってしまうのであります(笑)
なんかあの繊細で心の奥が浮き上がってくる感じが似ている気がして…。
幻の連作の四作品は、私の中では特にお二人が重なり合いました。
これは1月中まで開催されているので興味がある方ぜひ観てみて!
とても素晴らしかったです。
すっっっっ…ごくステキでした…。
藤田嗣治氏と言えば、やっぱり私は「素晴らしき乳白色の地」と讃えられた時代の作品に一番心惹かれます。
まるで象牙みたいな美しい肌の裸婦や、淡い色彩のグラデーションと繊細で細〜い線が本当にキレイで、絵の前に立ち止まってジッと動けなくなることもしばしば。
数年前に発見され、六年もかけて修復されたという幻の連作は絵の大きさも相成って大迫力でした。
あと、猫への愛がスゴイんです。
毛のふわふわ感とか体温とか表情なんかが見事なまでに描写されていて、その細やかさはまるで本物の猫の毛皮を貼りつけたのではないかと思うくらい。
思わず目を凝らしてじ〜っと見ちゃった(笑)
今でこそそんなに珍しいことではないかもしれませんが、やはりあの時代に日本からフランスへ渡り最終的に帰化までされるのは当時はとても大変だったと思います。
それを堂々と、時代に先駆けてやってのけるなんて…すごいことですよね。
でも、だからこそあんなにグッとくる絵を描かれたのだと思うと、またさらに感動してしまいます。
そういった画家の背景をいろいろ想像するのも楽しいものです。
フランスの、藤田氏が手掛けた家のアトリエを再現してたのにもジンと来たなぁ〜…。
余談ですが藤田氏の絵を観る時、どうも私はいつも萩尾望都先生を想ってしまうのであります(笑)
なんかあの繊細で心の奥が浮き上がってくる感じが似ている気がして…。
幻の連作の四作品は、私の中では特にお二人が重なり合いました。
これは1月中まで開催されているので興味がある方ぜひ観てみて!
とても素晴らしかったです。
コメント一覧
1. Posted by べにお December 16, 2008 15:30
わぉ!
もう行ってきたのですね!!
以前、東京国立博物館での展示を見逃していたので、今回こそは!
と私も以前から狙っているのですが・・・・
なかなか時間がとれず。ぐぅ。
私は初期フジタ作品とウィーンのクリムトがオーバーラップするんですよね。
なんとか年内には私も行ってきます♪
もう行ってきたのですね!!
以前、東京国立博物館での展示を見逃していたので、今回こそは!
と私も以前から狙っているのですが・・・・
なかなか時間がとれず。ぐぅ。
私は初期フジタ作品とウィーンのクリムトがオーバーラップするんですよね。
なんとか年内には私も行ってきます♪
2. Posted by かおるこ January 14, 2009 16:53
とても素晴らしかったので、ぜひともご覧下さい。
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。